カルバトールの写真と男性の脳内のイラスト

カルバトールとは、カルバマゼピンという成分が抗てんかん・抗躁鬱病によく効くことで話題となっています。この成分は脳神経に働きかけることで過敏になっている神経を抑制する作用を持っており、医学的にも古くから用いられている信頼の成分です。

てんかんによる労災や入浴をカルバトールで予防する

てんかんの発作は本人の意思とは無関係に起こるので、状況によっては命に関わることもあります。よって周囲はてんかん患者を理解することが大切です。2006年には、てんかんを持つ警備会社員の男性は発作を起こして死亡しています。2009年に国の労働保険審査員は、過重な労務が疲労を蓄積させ死に至る重大な発作を起こさせたとして、男性の死を労災として認めました。これがてんかんの発作を巡る裁判で、初めて労災と認定された事例です。それまではてんかんの発作は外部の影響を受けないと考えられていたので、心臓疾患や脳内出血と並んでてんかんが労災になったことは、同じ職場の従業員の意識付けにもなっています。またてんかんの発作は自宅で入浴している時も起こる可能性があります。入浴は健康的な生活を送るのに欠かせませんが、体温が上昇することで発作が起こりやすくなっています。さらに洗髪が刺激となることもあります。実際に入浴のようにリラックスした時に発作が起こる人は多いです。入浴時はシャワーのみが最も安全とされています。しかし発作が多発している時は、入浴を中止するか家族の付き添いが必要です。浴槽の中で発作が起こると、けいれん発作でなくても、軽い意識減損発作だけで溺れて命の危機にさらされる恐れがあります。てんかんを持つ人や家族は、浴槽が危険な場所であることを理解しなければなりません。しかし一人で暮らしている人は、発作が起こっても適切な対処ができないことがあります。それを防ぐためには、カルバトールなどの抗てんかん薬を服用します。カルバトールはてんかんによる大発作や精神運動発作を治療する薬です。カルバトールは即効性がなく、効果を発揮するまで最低でも1週間はかかります。