カルバトールの写真と男性の脳内のイラスト

カルバトールとは、カルバマゼピンという成分が抗てんかん・抗躁鬱病によく効くことで話題となっています。この成分は脳神経に働きかけることで過敏になっている神経を抑制する作用を持っており、医学的にも古くから用いられている信頼の成分です。

カルバトールによる軟体とその種類

てんかんは脳の神経細胞の異常電導伝達により起こる事が知られています。電導伝達に関わる物質としては正の刺激に関わるものとしてNa+やCa+があり、負の物質としてCl-があります。この中のNa+の異常流入が原因で起こる脳神経の疾患がてんかんですが、興奮性シグナルと言えるNa+の流入を抑えればてんかん症状を改善できる事が分かります。カルバトールを含む一連の同種薬剤は古くから抗てんかん薬として使われており、当該疾患の他てんかんに伴う精神運動発作・躁病・三叉神経痛の治療薬でもあります。更に最近では認知症で他の抗精神薬に反応のないケースで有効とされてもいます。カルバトールはてんかんの種類の中でも側頭葉てんかんの特効薬ですが、即効性がなく、効果発現までに1から数週間かかります。優れた効能を持つカルバトールですが、他の薬剤同様副作用にも注意しなければなりません。これまで多くの副作用報告がなされていますが、特に聴覚に関するものはよく和田になっています。所謂薬剤性聴覚障害と呼ばれるものですが、カルバトールに関して言えば軟体がその代表格となります。軟体の種類は障害器官の違いと聴力の違いによって種類別けされるますが、前者には伝音性・感音性・混合性があり、後者は軽度・中度・高度・重度による種類別けとなります。感音性軟体は更に症状や原因により、突発性・騒音性・薬剤性・メニエール病等に種類別けされています。カルバトールが関与する軟体は薬剤性という表現を持つ種類の感音性カテゴリーですが、通常は絶対音感に敏感な人意外は余り自覚症状を持つことはありません。機序については解明されていませんが、側頭葉への直接的な影響を及ぼすカルバトールが大脳辺縁系の知覚面において失調を来たすと考えられています。